あなたの誕生日お祝いしますというお話。

3月になりましたね。
3月と言えば、卒業、進学、就職、異動の季節。
1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」と言われていて、本当にあっという間に過ぎる。
まぁ、正しくはあっという間に流れているように感じてるだけなんですけど。

絶対同じテンポで時間が流れてるはずなのに
することが多すぎて、なのに寒すぎてだらだらしちゃう人の言い訳に情緒を用いた感。
そこに乗っかるわたし。ありがたい。

そして明日は桃の節句。
うちは娘がいるのでケーキを買います。
というより、365日ケーキを買う理由を探している節はある。

家族の誕生日はもちろん、クリスマスなどの季節の行事や、さらに推しの誕生日も。

まったくなにもない日で、どうしてもケーキが食べたいぞ!!ってなったら
わざわざネットで「今日誕生日の有名人」を検索して、その人を祝う。
そうまでして食べる。ともいう。


明日の桃の節句当日、仕事帰りにデパ地下に寄ってもめちゃめちゃ人が多いのは目に見えているし
近所の美味しいケーキ屋さんへ仕事帰りに寄ったとて、もうあんまりケーキが残ってないのも目に見えているので
もう予約してきました。
3人家族のうちは4号サイズでちょっと持て余してしまうので
ひな祭り仕様のカットケーキを3種類、お取り置きしておいてもらうことにしました。
3種類だとシェアすれば3種類楽しめるというメリットが最大限に発揮できますからね。


そのケーキを予約しているとき、次から次へと
「ひな祭りのケーキを予約したいんです」とお客さんがやってこられて
その中でもパパらしき男性の方がわからないながらもケーキを選んでいて、なんとほほえましいことかと。

しかも母親なら選ばなさそうな、「ケーキがドレス状に裾が広がったデザインになっていて」という”ちょっとすごそう”なケーキのセールストークに「なんかすごそうですね(好意的)」となっていたので、パパが買いに行く理由ってここにあるんだななんて思ったり。
夫婦のうち、普段から買い物担当をしている方ではきっと選ばないと思うんですよね、そういうちょっと奇をてらった感じのものって。
もったいないことにならない為の買い物が習慣づいているから。

習慣づいていないほう(この場合はパパ)が行くからこそ、たまにしかいかない人が”せっかくだから”という気持ちに押されてのドレスチョイス。

あり。めっちゃあり。

違う目でする買い物は新鮮で良いと思う。

毎日が誰かの誕生日ですからね。

今日、誕生日だったのに誰からも祝われず仕事だけで終わっちゃったよ~
という人がいらっしゃれば
きっとどこかで誰かがあなたの誕生日にケーキでお祝いしてくれてるかもしれません。
なんならお知らせくだされば私があなたのお祝いにケーキを買って食べます。
なんなら誕生日プレートだって描いてもらってそれを写真に撮ってここで大々的にお祝いするのもいいですね。

ありですね(真剣)。

人って思い込みで生きていけますからね。
だからそう思うだけでもきっとちょっとだけ、ほんのちょっとだけ温かい気持ちになれるはず。


ご用命、お待ちしております。