1月からスタートしたフジテレビ系ドラマ
菅田将暉主演、一風変わった大学生「久能整」の独特の視点と知識から繰り出される言葉の数々に、あっと驚かされるドラマ「ミステリと言う勿れ」
原作は田村由美さん、月刊フラワーズ連載中からの実写版
原作から読んでいたんだけど、実写化はそれはそれでどうなるのかすごく楽しみで、あの喋り倒す「整くん」を菅田将暉がどんな「整くん」にするのか。それがとても楽しみでしたね。
そして菅田将暉の整くんは、それはそれでアリだったし、もうすっかり菅田将暉は整くんでした。
まさに菅田将暉が整くんにしか見えなくなった。まるでほんとに整くんが存在するんじゃないかって思えるぐらいに。
菅田将暉…恐ろしい子…
原作で読んで知ってはいるけれど、ドラマではちょっとずつ変えているところもあって、原作を読みなおしながらドラマを楽しんでました。
原作、ちょっと読んでみたいけど、ドラマでやったあの話はコミックでは何巻で読めるの?という疑問に答えようと思います。
主人公、整くんが家で大好きなカレーを作っていると、近所の公園で殺人事件があったと大隣署の面々が家を訪ねてきて任意同行を求められるところから話が始まります。
コミックでは・・・・ミステリと言う勿れ1巻 「容疑者は一人だけ」
久能整くんがかねてから行きたいと思っていた印象派展に行くために大隣美術館へ行けるバスに乗るところから話が始まります。
第一話ではこのバスに乗り込むところまで放送しましたね。
コミックでは・・・・ミステリと言う勿れ1巻 「【前編】会話する犯人」
前回放送の、いわば謎解きがこの回。
一押しは犯人が「はい、そうです」とあっさり認めるシーン。この顔がとにかく怖いんです。
この怖さ、ぜひ原作を見てほしい。この顔を見て背筋が一瞬凍ります。その怖さ見たさで何度もここは読み返してしまいます。(原作82ページ)
コミックでは・・・・ミステリと言う勿れ2巻 「【後編】犯人が多すぎる」
ぽてぽてしちゃ~うぞ~♪と整くんがご機嫌に雨の降る中傘を差し、
ポテトサラダを食べに出かける途中で出くわしたある男と事件とが絡んでいくお話。
「僕は常々思っていて…」の整くんの本の知識の部分が存分に出てくる回です。
コミックでは・・・・ミステリと言う勿れ4巻 「雨は俎上に振る」
前回のお話の最後に土手から転げ落ちて「念のため」と病院に運び込まれ検査入院し、病室で出会った初老の男性とのお話。
この男性演じるのは小日向文世。予告でこっひーだと知った時は喜びで震えましたね。
この回でも後々の伏線がたくさん散りばめられていて、一見特に重要ではない回のように思えて結構重要な回なのです。
コミックでは・・・・ミステリと言う勿れ4巻 「ばちあたり夜話」
検査入院している整くんが、病院の掲示板に秘められた暗号に導かれ『自省録』のページや行を組み合わせた数字で言葉を伝えるライカに院内の温室で出会う回です。
この回からマルクス・アウレーリウスの自省録が大活躍します。
コミックでは・・・・
奇妙な連続放火犯と都市伝説サイト、幼児虐待、いろんな話が交錯する回。
ネタバレできないので多くを語れませんが、この回のお話。めちゃめちゃ濃くて好きでした。
ここで初めてこの後の回でも出てくる鈴木浩介演じる整くんの大学の天達先生が登場します。
コミックでは・・・・
前回登場した天達先生に旧友たちとの別荘ミステリー会に誘われ、そこで過去のとある事件の謎解きが始まります。
この回のドラマはとにかく出演者が豪華でしたね。毎回豪華だけど、この回はホントに豪華だった。
1~2話ずつしか使わないからこその豪華布陣なのね。
コミックでは・・・・ミステリと言う勿れ7巻 「嵐のアイビーハウス」
前回の別荘ミステリー回の後編。回想シーンと花言葉が交錯し頭フル回転です(笑)
この回はそんなに伏線はないのかなぁ?
ひょっとしたらコミックが進むにつれてあれは伏線だったのか!となるかもしれないですけどね。
コミックでは・・・・ミステリと言う勿れ7巻 「嘘をできるだけ」「嘘をひとつだけ」
ライカさんと行く初詣の帰りに寄った焼き肉屋さんでのお話。
ここでも自省録の暗号が大活躍なんですけど、ドラマではとにかく志田未来ちゃんの演技力がえげつなくて度肝抜かれました。
ほんとに、これ演技なの?え?演技?ガチ?え?わたし今、現実を見てるの?という気持ちにさせられるぐらいの圧巻の演技でした。
この回の話はネットの広告で何度も出ていたお話しですね。
コミックでは・・・・ミステリと言う勿れ6巻 「デートならぬ遠出(トーデ)」
第2~3話のepisode.2から続くこのお話。予告のYouTubeでは規制がかかってます。
この回は殺人事件がらみで怒涛のハラハラが続くので、説明するより見てほしいです。
もう一度言います、見てほしいです。
コミックでは・・・・
そしていよいよドラマの最終回
印象派展を観に大阪へ行っていた整くんの帰りの新幹線で出会った隣の座席の女性とのエピソード。
このお話も何度も広告に出ていましたね。
まだ放送前なのでこのお話以降どこまでドラマで展開されるのかが分かりませんが個人的にはめちゃめちゃ続編期待しています。
コミックでは・・・・
おそらく、この他にもエピソードが織り込まれるはずなのでドラマを見た後でUPします。
以上、ネタバレを極力最小限に抑えた状態でまとめてみました。
ネタバレ込みの考察はまた機会があれば記事にしたいと思っています。
ドラマの主題歌はKing Gnuの「カメレオン」です。