意外な方法で自分を許してしまおうというお話。

ブログを始めるぞ!ってなって意気込んではみたものの
スキルなし、特徴なし、趣味は薄っぺらいものばかり、のわたしにとって
ブログを続けていく、すなわち特化性のある記事を生み出す要素がわたしの中になさすぎて
もしかしたら無理なのでは、と早くも心が折れかけていたんだけど
そんな時にわたしにブログ開設の勇気を与えてくれたりっつんさんのことを思い出し
ありのままの自分で続けていけばいいんだ、と思い出す。
そして気付けたついでに宣言。特にこれと言ってこれってものがなくても記事書くよという宣言。どさくさに。
むしろ「それでいい。」と自分を鼓舞しています。

最も苦い果物でさえ糖分を含んでいます。

– テリー・オニール


ここでりっつんさんのご紹介。
りっつんさんはお金の勉強関係で有名なこびと株さんのお母さんです。
59歳の誕生日に息子であるこびと株さんからブログをプレゼントされたそうで
そこから毎日毎日欠かさずにブログを更新されてます。

その毎日毎日のブログ更新が出版社の目に留まり「未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし」という本も出版されました。

未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし [ りっつん ]


毎日ですよ。すごくないですか。
ご飯を食べるとか、お風呂に入るとか、歯磨きをするとか、そういうこと以外に毎日欠かさずできることってありますか?
なかなかないですよね。
なかなかないのがマジョリティですよね。
その毎日欠かさずブログを更新する。
そのできそうでできないことをする差がめちゃめちゃ大きな差だと今の年齢になると身に染みるほどよくわかってしまう。

毎日何かしらを必ず続ける。
それってきっと自分の自信にもなるし、挫けてしまいそうな気持ちを思いとどまらせてくれたりもする。
やっぱり何かを「続ける」ってプラスでしかないんだと思うんです。

あとさらにすごいのは、りっつんさんがブログを始めた年齢。
もうこの年ではさすがに、なんてことあるごとに言ってる、思ってる自分がカッコ悪いって思わせてくれる。

アラフィフでブログ始めたって良いじゃない、アラフィフで転職活動したって良いじゃない、アラフィフでK-POP踊りたいって思ったって良いじゃない。
年齢制限なんてどこにも誰も決めてない。
(転職活動ではおもっきり重くのしかかってるけど・・・)

さっき、毎日欠かさず何か続けるなんてできなくて当たり前。それがマジョリティ。
なんて言いましたけど
実はわたしもたった一つだけ続けてることがあるんです。
それ、別に普通じゃないの?って言われるかもしれないけれど、自分の中でめちゃめちゃ大きなポジションにあるんです。これが。

それはトイレ掃除です。
トイレ掃除をずっとずっと何年も毎日欠かさずやってます。
今となっては「毎日欠かさない」ということが目的となってますけど、それでいいと思っています。

特に何もできない、平凡な薄っぺらい自分にもできていることがある。
それだけでいろんなあれやこれやが許されるような気持ちにまでなるんです。ほんとに。

成長が遅い木は、最高の実をつける。

— モリエール