久能整という男をご存じですか
久能整(くのうととのう)君というもじゃもじゃ頭(天パ)の
本人曰くごくごく普通の友達のいない大学生が
事件に巻き込まれながら喋り狂っているうちに
刑事がその話を聞いて事件の糸口を探っていくというお話。
ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系、月曜よる9時~)
田村由美によるミステリー漫画
刑事が口々に事件について整君の前で話をしているのをじっと聞き入り
そしてポツリと整君が話始めるんです。
「ボク、常々思っているんですけど」
このセリフが始まりの合図です。
その事件のことを直接意見するのではなく
その事件を解決しようとするのではなく
ただその事件から思い出された、整君が今まで不思議に思っていた、気がかりだったことをぽつりぽつりと語りだすんです。
その「気がかりだった」ことがとてつもなく深い。
「気がかり」であっただけの話なのに
決して抽象的ではなく、とても生活感のある「気がかり」なので私たちにも響くんです。
生活感のある「気がかり」
問題なのはあなたが一緒に変わってないことです。
【1巻 久能 整】
子供が生まれてから奥さんが変わったという若い刑事に投げかけた言葉です。
これに救われた母親は数え切れないほどいるでしょう。
今夜は第4回
久しぶりに連ドラを見ています。
コミック全巻購入したのも久しぶり。そもそも初めての大人買い。
ちなみに整君の携帯の待ち受けロック画面
モネの「日の出」
私もマネしました。
モネをマネ…
今日放送の「ミステリと言う勿れ」で出てきたマルクスアウレリウスの自省録
「自省録」と言えば「マルクスアウレリウス」、「マルクスアウレリウス」と言えば「自省録」というほどに有名なんですね。
私は知りませんでした。整君のおかげで知りました。
この先何度も話の中に出てきます。
数字で言葉を交わす二人の今後のやり取りは見ものです。
ライカ役が門脇麦ちゃんというのもやられた!って感じでしたね。
モネはマネできてもあの暗号トークはマネできないな・・・